駄文

たったの10,000円のために。

強盗殺人を犯す夢を見た。

ハングリーとアングリーを掛け違え続けた生活も約三年も続ければ、価値観もバグり、それに伴い生活もバグり、友人関係、地位、人間性もバグっていき。

よくまあここまで自分の首を絞め続けたなと我ながら感心。

俺は今どんな足で歩いているのだろう。

どんな歩幅で歩いているのだろう。

むしろ歩けているのだろうか。

前に進んでいると思っていたのに、ただ足踏みをしていただけじゃないのか。

信号が赤に変わる前に、この交差点を渡れたら、明日はいいことがある。

そんな願掛けも最後のタバコのひと吸いと共に、冬の夜空に火花散らして消えてしまった。

さあて、面白くなってきた。

ギアは噛み合わない、クラッチも滑りっぱなし。

ただ、奇跡的にタイヤは四つ付いている。

あとは、ステアリングをしっかり握り込むための、この手にリキを入れるだけだ。

男ジュンペイ。

これにて、掛け違え、履き違いの人生は終わりとする。